この記事では「LPIC(LinuC)レベル1(102)」に合格する方法を紹介させて頂きます。
・LPIC(LinuC)レベル1をこれから受験する人
・LPIC(LinuC)について全く知識がなくても合格するか不安
・101に合格したから今度は102に挑戦してみよう!!って考えている人
そんなあなたの参考になれば幸いです。
私は101を取得してから102を受験しましたが、102から受験もできます。
あくまでも私の感覚ですが、102の方が101よりも難しかったです。
目次
LPIC(LinuC)レベル1(102)とは?
101の試験と合わせて取得することでLPIC(LinuC)レベル1認定となります。
101だけでも102だけでもダメってことですね。
LPICと101については以下の記事に書いてますここでは割愛させて頂きますね。
LPICって主にサーバの資格だと思うんですけど、102に関してはネットーク関係の項目も出題されます。ネットワークエンジニアの方は102から勉強する方が理解が早まるかもしれません。
必要な教材
それでは試験対策に使用した教材の紹介をしていきます。
って言っても101の時と全く同様の教材になりますけどね。
Ping-t(102はプレミアムコンテンツ)
ネット上で学習できるとっても役に立つ教材です。
Ping-tは絶対に登録しておいてください。
LPICレベル1(101)は無料コンテンツの範囲でしたが、102からは「プレミアムコンテンツ」になるので有料になります。
ちなみに料金は以下。(https://ping-t.comより引用)
1ヶ月・・・・2,400円
2ヶ月・・・・3,200円
3ヶ月・・・・3,800円
6ヶ月・・・・4,800円
12ヶ月・・・ 6,800円
24ヶ月・・・ 9,800円
36ヶ月・・・12,800円
私のお勧めは「12ヶ月」です。
料金表をみてもらえばわかると思いますが、期間が長い方がお得です。
LPIC(LinuC)レベル1を取得したらきっと上位資格であるLPIC(LinuC)レベル2の取得も目指すはずですので1年ぐらいは使用します。
また、LPICに限らずCCNAやCCNP、HTML、Oracleなども学習できるので買っといて損はないです。
Linux教科書 LPICレベル1
101で先に勉強した方は分かっていると思いますが、101の範囲はちょうど半分になります。そして残りの半分が102の範囲になります。
Linux教科書 LPICレベル1スピードマスター
「スピードマスター」も小豆本と一緒で101と102が半々になってます。
101の時にも書きましたけど、Linux環境とかは特に必要ないともいます。
実際なくても合格はできました。
勉強方法
勉強方法に関してもほとんど101と同様になります。
102もほとんどが「暗記」です。
ただ、101と違うのは「ネットワーク」部分が試験に入ってくるということですかね。IPやサブネットなど、簡単ではありますが計算が入ってきます。
①Ping-tの問題をひたすら解く
Ping-tの問題は約550問ほどあります。
101に比べると100問ほど減りましたが、それでも暗記する量は多いです。
とにかく問題を解いて全部「銀メダル」にしてみてください。
ここではどんな問題があるのかの確認と問題になれるのが目的です。
そして意味不明な単語とかはネットや小豆本で調べて知識を補っていきます。まずはPing-tの問題を全て銀メダルにするのを目標にしてみてください。
②Ping-tのコマ問をやりながら全部金メダルを目指す
Ping-tには問題集モードとコマ問モードがあります。
コマ問モードではコマンドを入力することができるのでとっても役にたちます。
(コマ問モードはPCからのみとなっているのでスマホからではできないです)
コマ問モード併用しながら問題集をこなしていくととても理解するのが早くなります。
コマ問モードを一通りこなすことと、問題集を全部「金メダル」にすることを目指してください。
③スピードマスターの問題を解く
Ping-tの問題がすべて金メダルにできたら今度はスピードマスターの問題を解いていきます。
101のときと同様ですがPing-tをすべて金メダルにしていたらスピードマスターの問題の70~80%は理解し回答できると思います。
スピードマスターも一通りこなしてみてください。
④小豆本にある模擬試験を解く
スピードマスターとPing-tがほぼ完璧になったら小豆本にある模擬試験を解きましょう。ここまで来たらあとはひたすら問題を解いていくのみです。
メインはPing-tになり、スピードマスターは問題集として活用。
小豆本は本当にわからない単語とかがあった時の補助として使います。
なので最悪「小豆本」は買わなくてもOKです。
分からない単語もネットで検索すればほとんど調べられますからね。
というか勉強の方法は101の時とほとんど一緒ですね!!
ちなみにですが①~④まで全部こなすのにだいたい1ヶ月ほどかかります。
勉強時間は1日2時間ほどで、土日は3~4時間ほど勉強していたと思います。
未経験・知識なしでも合格!
101と同様ですね!!
ここで紹介した勉強方法で500点ピッタリ合格しました。
超超超ギリギリです。
Ping-tとスピードマスターの問題を8割近くの正答率で受験して上記の点数です。たぶん100%にしても600点には届かなかった思います。
101の知識とネットワーク部分の知識があったのに本当にギリギリの点数でした。
感覚的には101よりはずっと難しいイメージです。見たことない問題も多少出てきました。はっきり言って101と同じ感じで挑むのは危険です。
でも「未経験・知識なし」で合格できたので不安にならず試験に挑んでみてください。
まとめ
・未経験で知識なくてもLPIC(LinuC)レベル1(102)に合格できる
・Linux環境はあった方がいいが「資格取得」が目標であれば別に必要ない
・暗記量が半端ないので短期決戦で行った方が良い
・101よりも102の方が難しい。
102はネットワークの知識があれば101よりも先に受験しても問題なさそうですが、ネットワークの知識が合っても102の方が難しいと感じました。
勉強してみてわかりやすい方を受験するようにしましょう。
本日も読んで頂きありがとうございます。